昨日、知人に紹介された漢方薬局で最初のカウンセリングを受けた。
ダイエットにあたって、漢方を頼ろうと考えたのは、体質に問題があるのではないかと思っていたから。
先生から、痩せる仕組みや体のメカニズムの説明を聞きながら、 自分の体の状態が少しずつ見えてくる、 そんな時間だったので、ログとして残しておきたい。
食べてないのに痩せない理由
説明を聞いているうちに、 ふと頭に浮かんだことがある。
昔は、どんなに食べても太らなかった。
それがいつ頃からか、 食べなくても太る、 あるいは痩せない体になっていた。
その原因は、 単純な「年齢」や「代謝」ではなく、 生活リズムと体質の変化だったんだと気づいた。
「なるほど、だからか」
長い年月をかけて、太る体になっていたこと、
その理由が解き明かされて、妙に安心した。
健康だと思っていた体の、別の側面
いままで健康診断では、ほぼオールA。
だから私は、自分を「健康」だと思っていた。
爪の甘皮を使った簡単な検査で、血流をリアルタイムで見せてもらった。
痩せる・燃えるという視点で体を見ると、血流が重要なポイントになるらしいのだ。
すると、私の血流は、詰まりながら流れていた。
理由は2つ。
1つは、心臓のポンプ力。
どうやら、心臓から血液を押し出す力が弱いらしい。
先生からの「血圧低いんじゃない?」
という質問には思い当たる節しかない。
血圧が低いことは自覚していたけれど、
それが 「心臓のポンプ力の弱さとして現れていた」 という説明を聞いて、驚愕した。
健康だと思っていたのに!
実は最近、血圧が正常値に近づいてきていたのだけど、
それは血管が硬くなってきた結果、ということで、またショックを受けた。(笑)
実際に見た、血液の流れ
血液検査では異常が出ていないのに、
映像で見ると、血液は思っていたほどサラサラではなかった。
サラサラしていない血流、
もう一つの要因は脂だという。
数値では問題がなかったけど、現実は目の前にある。
「実際の流れ」は別物。
これは放っておくと、よくなさそう。
再び、自分の体の状況に驚愕した。
痩せにくさは「酸性体質」
話は、体質の話に移っていった。
痩せやすい体はアルカリ性体質で、
痩せにくい体は酸性体質らしい。
日常的な食事で体はどちらかに傾くとのこと。
アルカリ性食品は、
玄米、野菜、酢のもの、キノコ、海藻など。
酸性食品は、
肉、小麦粉、アルコール、砂糖など。
日常的に酸性食品を摂り続けると、 体は酸性に寄りやすいそうだ。
その説明を聞きながら、 頭の中で食生活を振り返ってみる。
……ほぼ、それしか食べていない!
「酸性生活」してるやん。
体質を、酸性からアルカリ性に変える漢方サプリを飲ませてもらった。
むせるほど酸っぱい!
体がアルカリ性に傾くと、酸っぱさの感じ方が変わるらしい。
塩分を取りなさい、という意外なアドバイス
これしなさい、あれしなさい、はまったく言わない先生。
ただ、一つだけアドバイスされたのは
「朝は塩分を摂った方がいい」
ということ。
塩分は控えるもの、という認識が強かったけれど、
朝に摂る分については、そこまで気にしなくていいらしい。
具体的には味噌汁がよいらしい。
朝はパンだけれど、 痩せる体づくりには「ご飯+味噌汁」の方がよいらしい。
ただ、「今すぐ変えなさい」という話ではなく、
今の生活の中で、どう体質を変えていくか、という視点で
話が進んでいったのが印象的だった。
お風呂のタイミングも、体に影響する
痩せにくさの話の流れで、
お風呂に入る順番の話も出た。
夕食前より、夕食後に入る方が
寝ている間に脂肪は燃えやすいとのこと。
そういえば、お風呂を夕食前に入るようになってから、
太りやすくなった気もする。
これも、 言われてみると心当たりがある話だった。
間食と血糖値
食間に小腹が空くと、お腹がグーグー鳴って、
大合唱が始まることがよくある。
合唱を止めるために、飴を舐めることがあったが、
実はそれも、痩せにくい体を作る要因になるらしい。
そのメカニズムを血糖値の変動を使って説明してくれた。
血糖値が下がったときが、 痩せる黄金期。
血糖値を測ってみることを勧められたことがあったけど、
そのときはあまり必要性を感じなかった。
でも、いま必要かも。
数字で聞くと、道のりは遠く
1キロの脂肪を減らすには、
9,000㎉
が必要とのこと。
私の場合、7キロ減らすとしたら、
63,000㎉。
数字で聞くと、 正直、気が遠くなる。
この消費カロリーを達成するには、
胃の大きさを小さくすることは必須みたい。
60キロの人と50キロの人では、
胃の大きさが違うと思いませんか?
と言われ納得。
摂取カロリーを減らすために、
胃を小さくしていくみたい。
食いしん坊の私は、
食べられる量が減るのは苦痛だけど、
背に腹は代えられない。
ダイエットの決意
最後に示されたのが、 ダイエットを進めるための約束。
漢方を飲むだけで痩せるわけはない。
一つ目の約束は、
体重を1日4回測って、記録をつける。
いわゆるレコーディング・ダイエットかしら?
と思いながら、やることを約束。
一般的に言われる 「1日1回、同じ時間に」 とは違っていたので、少し不思議だった。
もう一つは定期的なカウンセリング。
薬局が遠方にあるのと、仕事が忙しすぎるのとで
なかなか難しいけど、
3か月くらいの話なので、
できる限りカウンセリングを受けられるように、調整したい。
最初の一歩
いつから始める(漢方を飲み始める)か、
悩んだのだけど、
夜ねる前に飲む漢方から始めました。
記録はしないけど、体重も測ってみた。
ここから何が起きるのか、 何も起きないのか。
それも含めて、 記録していきたい。
